40才中頃から心臓に狭心症の症状を抱えています。軽い運動でも息切れ、動悸の症状があり、血圧も高いほうが140mmhg、下が90mmhgと高いです。循環器専門の開業医を受診しておりカルシウム拮抗剤等の降圧剤を20年以上、飲んでいましたが、市の念1回の健康診断で、数年前から血中の脂質、LDLが140mg/dlと正常域の上限ぎりぎりでしたが、HDLが50mg/dlと正常域の下限40mg/dlよりは上回っていましたが、医者から高脂血症の薬剤を飲んだほうが良いと言われました。
今まで、高脂血症と言われたことがなく、驚きました。食生活も若い頃は油つこい焼肉などが好きでしたが、50才も超えて魚も意識して食べるようにし、野菜、果物も毎日食べていましたので、高脂血症になる原因がわかりませんでした。かかりつけの医師の説明によるとLDL,HDLも正常範囲内でもLDLをHDLで割った値が2倍を超えていると動脈硬化のリスクがあると言われました。確かに私はLDL:140÷HDL:50=2.8となり2を超えています。しかも私の場合は狭心症、高血圧という循環器の病気があるので、よりリスクがあると言われました。結局、ゼチーアという脂質の腸からの吸収を抑える薬とメバロチンという薬を飲み始めて3年で、HDLは60に増えて、LDLも100まで下がり、効果があるようです。同じ薬を今も飲んでいます。高脂血症は自覚症状がない病気なので、気が付くことが難しい病気だと思います。中高年者は油断禁物です。