もともと頭痛もちでだったので市販の頭痛薬が手放せなかったのですが、雨が続いた春先に首から目の後ろの方にかけての辺りが締め付けられるようにズキズキと痛み、頭痛薬を飲んでも夕方ぐらいにまた痛みがぶりかえしてしまうので、なにか脳の病気があるのではないかと思うようになり、脳神経外科を探して受診することにしました。
パソコンをやったり、暗いところでスマホをいじったりすることはありましたが、それが関係あるとはあまり思わなかったです。
家の近くの脳神経外科に行きましたが、症状を説明するとあまり深刻な症状という感じではないようで、緊張型頭痛の疑いと言われました。
最初は頭痛薬のカロナールと、筋弛緩剤を処方されました。
筋弛緩剤は眠くなりやすいということで、運転をしない時など使う時には気を付けるよう言われ、なかなか使えなかったです。
カロナールは毎日、2~3回飲んでいました。薬がなくなったらまた受診し、カロナールを出してもらいました。
薬を飲むと頭痛が治まって眠くなるせいか、なんとなくスマホやパソコンを見る回数も減ったように思います。
そのうち、季節が変わってきてカラッと晴れるようになったら、あまり頭痛が起きなくなったので、そのまま通院を終えました。
最初は耳鳴りがして耳鼻科に行きました。
軽いのですが突発性難聴になっていると言われて大きな病院を紹介されました。
大きな病院で突発性難聴になりかけのときにひどい頭痛をしたことを医師に話し、今までも偏頭痛を起こしそのたびに市販薬を飲んでやりすごしてきたことを話しました。
また、1、2年前から頭痛のおこる数時間前に、閃輝暗点という視野にギザギザの光が表れるようになったことも説明しました。
私の場合は閃輝暗点が起こっても、たまに頭痛にならない時もありましたが、数時間後に頭痛が起こることがよくありました。
大きな病院で、脳に異常があるかもしれないと言われました。
脳梗塞なのかなとすごく不安になりました。後日、MRIを受けたのですが結果は脳には異常がなかったので安心しました。
病院で、突発性難聴を治す薬とともに、頭痛を治す薬をいただいてかえりました。
偏頭痛を治す薬なのでトリプタンだと思います。
自分でも緊張が解けた後に脳の血管が拡張して頭痛が起こるのがすぐわかるくらいに、頻繁に偏頭痛が起こっていたのが、病院でいただいた薬を一年くらいは飲みましたが、その後ほとんど頭痛が起こらず市販の頭痛薬もめったに飲まなくなりました。
頭痛くらいと思わずにもっと早く病院を受診していれば良かったと今では思いますし、穏やかな気分で生活を送れる日々を嬉しく思います。