それまでまったく何の前触れもなく普通に過ごしていたのですが、明け方近くになると急に強い吐き気が出てきました。
強い吐き気が断続的に何度も訪れ、胃の中のものを全部吐ききってしまいました。
胃の中のものがなくなったら、次第に熱が上がってきて、38度台まで上昇。
寝ようにもいつ再び吐き気に襲われるか不安で、結局朝まで寝ることができませんでした。
時間が経つにつれ症状が重たくなる感じで、これでは仕事に行くことができないと判断し、受診を決めました。
私の場合はノロウイルスの症状の一つの下痢が出なかったので、先生も迷ったようですが、ノロウイルスによる胃腸炎と診断されました。
特に検査はなく、私の説明から診断が下されました。
私が受診した時期はちょうどノロウイルスが猛威を振るっていた時期だったのも、診断の手助けになったのかもしれません。
隣のベッドで点滴を受けた人も同じようにノロウイルスによる胃腸炎の患者でした。
先生からは感染力が強いので、熱が下がってからも気を付けなければいけないこと、こまめに水分を補給することといった説明がされました。
症状が辛かったので大きな病気だったら嫌だな、と思いながら受診しましたが、先生からは体力がある人ならそれほど心配しなくていい、と言われて安心できました。